コンテンツ化された苦悩

Boy neet Girl (そして人生は続く)

22歳ニートの人生がダメになっていくドキュメンタリーです

「トム・アット・ザ・ファーム」と「たかが世界の終わり」

 お金がなくて何が辛いかというと映画をあまり見に行けなくなってしまうことで、そんならできるだけ安く済ませようとなるべく名画座に行こうとしているけど、僕の住んでるど田舎には名画座なんてハイカラなものが存在していないので、東京の名画座まで行くのに交通費がかかってしまい結局のところ地元で見るのと変わらない値段で見ている気もするが映画を二本続けて見るのは、いい時間つぶしになるのでニートにはもってこいなのだった。

 

 ただ僕はなんだか人より集中力が続かないのか、よくわからないけど映画館で映画を見ていると眠くなってしまう人間で、爆発シーンがドカンドカンやってる派手なハリウッド映画とかでも結構寝る。あのうす暗い環境と非日常的な高揚感が謎の化学反応をおこしてしまうのだろうか。映画館で寝るなんて作品を作った人たちに申し訳ないし「映画好きを名乗る資格がない」と言われてしまっても仕方ないけど、眠くなってしまうのはしょうがないじゃないですか。

 

 しかも困ったことに気になってる女の子とデートする時ほど眠くなってしまう気がする。今まで女の子とデートしてる時に寝た映画は「英国王のスピーチ」と「マン・オブ・スティール」と「孤独な天使たち」の3本で、こうやって振り返ってみると微妙に節操ないこのチョイス。アカデミー賞受賞作、アメコミ映画、ミニシアター系と分け隔てなく平等に寝ている。女の子と一緒にいることが緊張してさらに眠気を倍増させるのか。それとも緊張のせいで前日寝不足になってしまって当日にそのツケが回ってくるのか。どちらにせよ気になってる女の子の前でブザマな寝顔をさらすのはみっともなくて気が引ける。女の子と見に行かなくても友達同士や一人で見ても寝ることはあるんですが。つまらない映画=寝るというわけでもなくて単純に自分のコンディションの問題なのが厄介なところです。

 

 今日行った名画座はキネカ大森という場所で、グザヴィエ・ドラン監督の2本立てを見てきました。ニート僕といっしょに観にいってくれる女の子がいるはずもなく、一人で孤独を噛みしめることとなった。キネカ大森は小さい方のスクリーンの座席の床が下り坂になっていて、うまく足に体重がかけられなくて長時間座っているうちに腰痛くなってしまうのが欠点ではあるが、SEIYUの中という異色の立地とノスタルジックな雰囲気と良心的な値段設定でとてもお気に入りの名画座なんですけど、今日はサービスデーということもあって非常に混雑していました。

 

 どちらの映画も途中10分間ほど睡魔に意識を持っていかれたため、えらそうに感想を言うのは気が引けるのであえて語りません。ただこの監督の描く暴力的なオッサンの破壊力はすさまじいですね。僕を前働いていた会社の怖い先輩を思い出して嫌な気持ちになりました。映画自体は素晴らしいんですけど、じっとりと身に迫る嫌な圧迫感がうまく描写されていて見ていて「きっつー」となる場面があります。 

 

次からは寝ないように気をつけます。できれば女の子と映画見に行きたいなあ。寝る確率が倍増しますが。