コンテンツ化された苦悩

Boy neet Girl (そして人生は続く)

22歳ニートの人生がダメになっていくドキュメンタリーです

「僕のヒーローアカデミア」はいくら売れても看板になれない

 現在アニメの2期が絶賛放映中であり、コミックスもわりと売れているみたいですが、僕の感性には合わなかったようです。僕の主観においてディスりまくるのであしからず。

 

 

ウィキペディアよりあらすじ抜粋

世界総人口の約8割が超常能力“個性”を持つ超人社会。“個性”を悪用する敵(ヴィランを“個性”を発揮して取り締まるヒーローは人々に讃えられていた。主人公の緑谷出久も幼い頃から平和の象徴と謳われるヒーローオールマイトに憧れていた。出久は超常能力が発現しない“無個性”だったが、ヒーローになるという夢を諦めきれず、偉大なヒーローを多く輩出してきた国立雄英高校の難関ヒーロー科への進学を目指すものの、幼馴染みで優秀な“個性”を持つ爆豪勝己をはじめとした周囲からは「合格は絶望的」と馬鹿にされていた。中学3年生時のある日、出久はヘドロ・ヴィランに襲われてオールマイトに救われる。出久はオールマイトに“個性”がなくてもヒーローになれるかを質問するが、オールマイトは突然目の前で痩せ衰えた姿になってしまう。オールマイトは約5年前に敵との戦いで重傷を負い、後遺症で“個性”の活動時間にも制限があるという秘密を明かし、出久に“個性”があっても命懸けの職務であるヒーローを諦めるよう促す。その直後、出久はオールマイトから逃亡したヘドロ・ヴィランが、爆豪を人質にしている現場に遭遇する。この時、自らを顧みず爆豪をなりふり構わず救おうとする「ヒーローとしての素質」を示したことで、出久はオールマイトに「君はヒーローになれる」と認められる。そして出久は、オールマイトの“個性”であり、他者に譲渡することが出来るワン・フォー・オールの後継者に指名される。

  

 あらすじを読んでいただければ分かるように人類が超能力に目覚め、スーパーヒーローが現実になった…という筋書きは、どうやら作者の好きなアメコミがベースになっているようです。いまアメコミヒーローものはDCもMARVELもバンバン映画化されていて全世界的にブームとなっており、打てば響くヒットコンテンツにジャンプが堂々と参入してきたなという感じがありますが、やはり日本人が一から作り上げるとなるとなかなか厳しいものがあると思いました。つらつらと僕が感じた欠点をあげていきます。

 

 能力バトルとしての魅力に乏しい

 まず戦闘シーンがあまり面白くないのが問題ですね。主人公のデクくんはNo.1ヒーローであるオールマイトからOFAというスーパーパワーをもらうのですが、100%全力を出すと体が耐えきれずに骨折するというデメリットがあります。骨が折れてしまったら動けなくなってしまうので基本的に「どうすれば100%を出さずに戦えるか」を念頭においてバトルが展開するので、盛り上がりに欠けます。負けそうになったら相討ち覚悟で100%を解禁すれば大体の敵は倒せるはずなので、じれったくてしょうがありません。敵にパンチやキックが決まっても「ああ、今のが100%だったら勝てたじゃん」となるので、さっさと本気出して一撃で決めろやと思ってしまいます。これは「なんで力道山が最初から空手チョップを使わないのか」というのと同種の不満点ですね。

 また作中に登場する能力のバリエーションがテンプレート的というか平凡なラインナップすぎます。主人公の能力が超パワーだと全体的に肉弾戦主体になってしまうのはしょうがないのですが、アメコミでいうとXMENなどがありとあらゆる能力を網羅している節があるので、どうしてもやっぱり見劣りしてしまうかな。もっと頑張って個性的な能力を考えてほしいですね。せっかく人類のほとんどが超能力者というおいしい設定なのにイマイチ面白みに振り切れてないですね。

 

 

 セリフ回しに違和感がある

 せっかく良いシーンなのに「言葉遣いがおかしいな」と感じてしまい冷めてしまうことが多いです。もっとわかりやすいセリフ回しを心掛けた方が良いと思います。若者言葉やくだけた言い回しって上手く使えたらセリフに今っぽさや生々しさを出すことができますが、少しでも使いどころを間違えると日本語が不自由な人のようになってしまう恐れがありますね。また、セリフだけでなくモノローグや説明シーンにおいてもわかりづらい文章が頻出するので読んでいて混乱します。ギャグも寒いです。

 

 

 構成力に問題がある

  読者の疑問を次の週か次の次の週で説明するみたいな手法を多用しているので常に疑問点や不明な点が頭に残ります。読者の気を引くために注意深く情報をコントロールしているためだとか意図的にそうしているならまだいいのですが、大体が単なる説明不足な気がするので、もうちょっと前後の整合性に気をつけて話を進めてほしいです。また回想シーンからのパワーアップ展開が何度も何度も繰り返されるのでワンパターンすぎて飽きてきます。もっとこう…いろんな盛り上げ方を用意したほうがいいんじゃないでしょうか。読んでても話の展開が唐突すぎてキャラが作者にむりやり動かされてる感じがします。

 

 

漫画素人が偉そうにぶつくさ言ってますが、これから面白くなったら手のひら返して褒めます。まだまだ言いたいことあるのですが今日はここまで。