コンテンツ化された苦悩

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就職したぼくが仕事をやめるまで

やる気のない大学生が就職したらどうなるかのドキュメンタリーです

一か月ぶりに就活してみたが、社会への不信感が高まっただけだった。

 グループディスカッションとかいうそびえ立つクソ

 

 

優雅なニート生活もそろそろ卒業しなくては、と思い立ちとある会社の一次選考にドキドキで足を運んだ俺。どうやら一次選考はグループディスカッションらしい。ふむふむ。

 

グループディスカッションてあれだろ?タイムキーパーとか司会とか書記をきめて議論するだけのやつでしょ。なにそれチョー楽ショーじゃん、と思ってた。でも違った。

 

そこで行われていたのは慈悲も憐憫もない、ただただ一方的な虐殺…

 

というのは嘘で普通にうまくいかなかっただけだった。

 

脈打つ心臓

震える声

汗ばむ手のひら

迷走する思考

 

俺のいた班はまるっきりダメダメだったので、与えられた課題に対して、トンチンカンな回答しか用意できなかった。これは誰のせいでもなく、みんなが等しくポンコツだったから起きた悲劇だ。

 

 フェルミ推定とは?

 

ディスカッションの議題は、「フェルミ推定」をつかったもので文学部の俺にはさっぱりわからなかったのでまあこれで落ちてもしゃあないなと思った。

 

フェルミ推定というのは例えば「東京都内にあるマンホールの総数はいくらか?」「地球上には何匹いるか?」など、見当もつかないような量を推定することだ。

フェルミ推定で特に知られているものは、アメリカシカゴには何人(なんにん)のピアノの調律師がいるか?」を推定するものである。これはフェルミ自身がシカゴ大学の学生に対して出題したとされている。

この問題に対して、例えば次のように概算することができる。

まず以下のデータを仮定する。

  1. シカゴの人口は300万人とする
  2. シカゴでは、1世帯あたりの人数が平均3人程度とする
  3. 10世帯に1台の割合でピアノを保有している世帯があるとする
  4. ピアノ1台の調律は平均して1年に1回行うとする
  5. 調律師が1日に調律するピアノの台数は3つとする
  6. 週休二日とし、調律師は年間に約250日働くとする

そして、これらの仮定を元に次のように推論する。

  1. シカゴの世帯数は、(300万/3)=100万世帯程度
  2. シカゴでのピアノの総数は、(100万/10)=10万台程度
  3. ピアノの調律は、年間に10万件程度行われる
  4. それに対し、(1人の)ピアノの調律師は1年間に250×3=750台程度を調律する
  5. よって調律師の人数は10万/750=130人程度と推定される

フェルミ推定では、前提や推論の方法の違いによって結論にかなりの誤差を生じることもある。フェルミ推定を模倣したケーススタディと呼ばれるテストが、80年代90年代のアメリカ企業の採用活動でよく行われていた。

らしい。 (ウィキペディアより)

 

予想してたのとはまったく違うタイプのグループディスカッションだったので、無防備な腹に強烈なボディブローでノックアウトでした。ただ、落ちる運命は粛々と受け入れるにしてもせめて文句くらい言わせてほしい。

 

なんの意味があるのこれ。

 

フェルミ推定でただしい数値を考察する能力が実際の業務に関係あるとはどうしても思えなかった。

この企業は説明会のとき「人を見るのでエントリーシートは書かせません」とか言っていたけどこんなふざけたクイズまがいの選考をするなら、エントリーシートのが100倍ましだ。

 

というわけで就活で疲れたからしばらくニートします。

 

 

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