コンテンツ化された苦悩

Boy neet Girl (そして人生は続く)

22歳ニートの人生がダメになっていくドキュメンタリーです

ものすごく個人的でありえないほど不謹慎な思い出

 猫のように、堕落した毎日を送っていて、今日も今日とて例外ではなかった。いつからこんな風になってしまったのだろう。小さいころに思い描いていた未来予想図にはこんな緩みきった21歳の自分なんて出てくるはずじゃあなかったのに…僕も昔はまっとうな努力をしてより良い明日を信じていたのに。と、おもいきや俺が小さいころになにか目標に向かって努力した経験あったかしら…いや、あんまないな。小学生のころにビートたけしの年末番組でオカルト特集をやっていて、それによれば2012年にマヤの暦が途切れているとか何とかで、つまり地球は滅亡してしまうんだ、という内容のことをやっていてその番組を見た当日は泣きながらどうしようどうしようと震えて布団に入っていたような子供時代だった。まあそのせいにしてしまうのもどうかと思うけど、いつか近いうちに地球が滅亡するってことを漠然と信じながら過ごしていた子どものときの習慣が抜け切れていないのかもしれない。小学校の時の授業中によくする妄想は好きな女の子と自分以外の人間が全員いなくなったらどうやって暮らそうかみたいなアホ丸出しのそれだったし、実際に2012年が来るまでに結構「SEKAI NO OWARI」に隣り合ったギリギリの思春期だったなあ。結局2012年過ぎて何事もなかったかのように2013年がきてもう今年で2016年か。世界はいつになったら終わるんだよ。ああでも2011年の地震が来た時にはかなり地面だけではなくて自分の世界の認識をかなり揺さぶられたような感じがした。あの日僕は高校1年生だったような気がするけど、部活の合同練習があって、他の学校に行っていた。着いた瞬間地震がきてかなり大きな地震だったから練習が中止になって「やったついてるな」とか能天気なことを考えていたりしていた。電車が全部止まってしまっていて家に帰れなくなってしまって、その練習先の高校で「どうすんだろうねこの後」って先輩が言っていた。僕はその地震があった次の日に人生ではじめての女の子とのデートの予定があったので携帯で女の子に延期しようってメールしたのを覚えている。それどころじゃないだろって感じだけどテレビも見てなかったし、携帯も全然繋がらなかったし、しかたがない。よその高校に泊まるわけにもいかないよねってその高校の先生が僕らの高校の近くまで帰るついで車に乗せてってくれたんだ。自分たちの高校まで二駅分くらい歩いたけどあれほど楽しかった夜はない。と今でも思う。街中が真っ暗でいつもと違う別世界のようにエネルギーに満ちていた気がする。どこのコンビニも電気がついてなくてレジの人が大変そうにしていた。高校の体育館に泊まって次の日の朝、自分の家に帰って日本がものすごく悲惨な状態になっているのが分かった。

 

 デートを延期した女の子とは付き合って高校3年生のときにふられた。