コンテンツ化された苦悩

Boy neet Girl (そして人生は続く)

22歳ニートの人生がダメになっていくドキュメンタリーです

あと3日間の内に失くした就活カバン見つからなかったら人生やめたい

見つからないです。カバン。昨日から3回くらい電話かけてるのに。なんで。とりあえず気を落ち着かせるために大学の健康診断に行く。見つからなかったらどうしよう。見つからなかったらどうしよう。見つからなかったらどうしよう。あああなんで見つからないの。誰か盗んだとか。いや日本はやさしい国だからきっとすぐ見つかるって。大丈夫だから。と、思いたい。俺は酒のせいで様々な物を失ってきてこれからも失い続ける?もしこれでカバンが見つかったら一生酒を飲まないと神様に誓います。昨日の失くした時の状況を整理してみよう。まず渋谷でたらふく飲んで終電逃して原宿に歩いて行って一夜明かしてまた渋谷に帰ってきてそのあと電車乗ったんだよね。間違いない。電車に乗る前に渋谷のとこで撮った写真ではちゃんとカバン持ってたもんね。やっぱ電車かな。でも普通にカバンって目立つんだから1日経ったら届けられるもんじゃないの?どうして俺はカバンを持たずに降りてしまったんだろう。アホだ。だってしょうがないよね。アホだもん。明日の朝、もう一回忘れ物センターに問い合わせてみよう。そうしよう。それで見つからなかったらまた考えるんだ。なにもできない。なにもかんがえられない。カバンひとつでこんなに取り乱すなんて。でもそうなんだ。お財布もカバンも中に入ってるパソコンも全部家族からもらったプレゼントでそれを失くすなんて俺はバカすぎる。ごめんなさい。誰か助けてください。本当の本当に明日見つかってくれないと困る。生まれてごめんなさい。こんな切実に神様にお願いしたのは下痢で漏らしそうな時以来。世間は4月1日で始まりの季節とかなんだかで春らんまんの浮かれ騒ぎだけどこんな暗い気持ちの21歳は俺くらいじゃないか。健康診断のために大学の構内にいったら目がきらきらの新入生たちが大勢いた。カバンをなくして、テンション下がっている俺は新生活に胸踊らせているだろう大学生のお祭り騒ぎにますます心にダメージが。人生って何だ。こんな幸せなやつと不幸なやつ。しっかりしてるやつ。だめだめなやつ。死にたい。何でもいいからカバンが見つかって欲しい。失って初めて気づく大切さとかいう陳腐な台詞が心のもろいところに刺さりまくり。明日もスーツ着て就活するフリして家を出て駅の忘れ物事務所に行ってお問い合わせするのか。でも、見つからなかったらどうすればいいんだろう。財布もないから時間もつぶせない。明日の朝になったら届いてることを祈る。それしかできないんだから結局。