コンテンツ化された苦悩

憎み憎まれて生きるのさ

24歳ニートの人生がダメになっていくドキュメンタリーです

元カノがくれたもの⑤ 『AMERICAN SPIRIT WEARのコーチジャケット』

もう、これでおわかれなんだ。はかないものさ。実際、教師と生徒の仲なんて、いい加減なものだ。教師が退職してしまえば、それっきり他人になるんだ。君達が悪いんじゃない、教師が悪いんだ。じっせえ、教師なんて馬鹿野郎ばっかりさ。男だか女だか、わからねえ野郎ばっかりだ。こんな事を君たちに向って言っちゃ悪いけど、俺はもう、我慢が出来なくなったんだ。
『正義と微笑』 太宰修

 寒波がやってきて人生が嫌になる。

 冬生まれのくせに寒さが苦手なのに加え、最近の俺は仕事に打ちのめされがちだから死ぬんじゃないかと思う。映画的な文法に則って解釈すると寒さとこの俺の気持ちの落ち込みは無関係ではなく、むしろ俺が落ち込んだから雪が降ったり寒くなったりするんじゃないか。関東圏のみなさんごめんなさい。なんで仕事に打ちのめされてるかと言うと、仕事ができないからである。キング オブ 無能。トップ オブ ザ ヘッド(完全即興)な感じで仕事こなしてたら大変なことになった。大変なことというのは、周りの人に迷惑をかけたりする状態だ。大変だ。死にたくなる。仕事が両手に収まらない。巨乳。仕事が巨乳で困ってる。俺は、仕事が出来ない。それに加え、驚くほど遅い。そしてだらしない。全然やるべきことが終わってないのに平然と退勤してしまう。仕事に埋もれてる中での退勤の平然っぷりは「パルプ・フィクション」のラストでファミレス強盗に遭遇した時のサミュエル・L・ジャクソン並みといえば伝わるだろうか。ストレスフルスマイル。お決まりのスタイル。 愛想でスマイル。浮かび出てくるストレス。日々のストレス。あやふやに微笑む。つられてストレス。誰にも気がねない。 それもストレス。残業全然しないくせに、すげー疲れてる。よく分かんないけど何かの逃避行動か、無意識にささくれを剥きすぎて両親指がスポーンの素顔(Googleで調べてみよう)みたいになってる。

 生きていることって奇跡だと思う。
 こんなに毎日人前で恥を晒して笑われてバカにされて、やることなすことが上手くいかなくても死なない。死にたい気持ちになるだけで。俺は、ダメだ。仕事に向いてない。カートコバーンは遺書にこう書いた。

自分だってみんなに嘘をつくの嫌だ。ただの一人も騙したくない。自分が考える最も重い罪とは、100%楽しいのだと嘘をつき、ふりをして、人を騙すこと。
時々ステージに出て行く前にタイムカードでも押しているかのような気分にかられていたんだ。

 俺も生徒の前ではいわゆる「先生」を演じないといけなくて、それを上手くできないのがもう向いてないよ。おぼつかない。実際俺はタイムカード押してるけど。クソ人間なので生徒の前で50分授業するのが怖い。「先生」のふりして嘘をついてくだらないたわ言を話してるだけなんだよ。もちろん、評判は最悪であって。それは空気でわかる。感じる。俺が黒板にチョークで文字を書いた瞬間、教師にあるまじき字の汚さに世界の温度が変わった。たぶん生徒がそれぞれ持っていた「教師」=「字が上手い」みたいな固定観念をぶっ壊した瞬間だと思う。「このファッキン板書マジか。質の悪いドラッグでもキメてんかよ」みたいに思われた絶対。しかも遅いし、誤字だらけだし。板書嫌すぎて、なにもかも放り出してしまいたくなる。なんで2019年なのに黒板使ってんだろう本当。だからと言って話術があるわけでもまく、どもったりつっかえながら、しどろもどろになって俺は。とにかくやめたくてしょうがない。必要な資質を備えてないし、それをみにつけるために修練を積む熱意もないのだ。

 こういう職業は、もし、たとえば少年達へのお説教というものを、自分自身の生き方として考えるなら、とても空虚で、つづけられるものではない。
『風と光と二十の私と』坂口安吾

 もし地球にポップソング星人がやってきて「この星で1番ポップな曲を聴かせろ。気に入らなければ滅ぼす」と言われたらthe cureの「Friday I'm In Love」を選びたいと常々思ってる。メロディー自体が良いのは当然として、なにより歌詞が良い。the beatlesでいう「Lady madonna」のように曜日を数えながら歌われる。

Monday you can hold your head
月曜は頭を抱えるかもしれないけど
Tuesday, Wednesday stay in bed
火曜と水曜はベットに引きこもって
Or Thursday watch the walls instead
木曜はひたすら壁を見つめたりするかもしれないけど
It's Friday I'm in love
金曜になったらぼくは恋に落ちてる

  金曜日に恋に落ちる以外は概ね同意できる歌詞だ。平日の憂鬱さをこれ聴いて乗り越えてる毎日です。

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 今日紹介するやつは寒波を乗り越えるためにうってつけの服です。うってつけというのは買ったほうが良いという意味です。

AMERICAN SPIRIT WEARのコーチジャケット

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ASW【アメリカン スピリット ウエア】はアメリカ製にこだわるコーチジャケットが有名なスポーツウェアのメーカーです。
こちらのコーチジャケットは表地が肉厚の20デニールのオックスフォードナイロンを使用し、ライニングは5ozのキルトで見た目よりも暖かいジャケットです。やや着丈は長めで身幅はやや大きめの動きやすい作りになっており、インナーにヘビーウェイトのパーカーやトレーナーなどを仕込んで重ね着を楽しめるジャケットです。国内の有名ブランドもこちらのASWのコーチジャケットにプリント加工をして、ブランドオリジナルとして販売しているなど、品質やシルエットなどは折り紙付きです。

 いつもらったのかよく覚えていないけどおそらく大学3年生の時のクリスマスイブ。ネイビーのSサイズをリクエストしてAmazonで買ってもらう。ドローコードはうっとおしいから抜いた。この時の俺はなぜかこういう系の服を着てみたかったのです。ただ、中肉中背の地味男が着てもいまいち様にならないというか。この服を着てたらおばあちゃんに「ドカタの服かそれ」と言われた。わりと安いのにMADE IN USAなのでお買い得だと思う。ただ、アホみたいに大きい。届いたのをみて「これ本当にSサイズ?」ってなった。シルエットももろ作業着って感じの身幅がゆったりしたボックス型。縫製、移民の低賃金労働者が作ったんだろうなと思うくらい雑。アメリカ製に憧れを抱いてるなら現実を教えてくれるきっかけとして良い服だと思う。タフで実用的だけど決しておしゃれではない。キルティングの中綿が入っているので冬場も結構使える。ていうか元カノからもらったけど、別れてからも依然変わりなく着まくっている。これがなければこの冬を越せないくらいお役立ちしてる。このぬくもりに用がある。女の子が着たらかわいいと思う。ダサいのがかわいい。今流行ってるの黒くてシュッとしてるやつばっかりだから中綿入りのもっさりしたこれを着れば青森の女子高生みたいでクールじゃないか?知らんけど。

 

すべてを握りしめて 僕はどこへ行く
君よ なぜに泣いているの
優しげな言葉はいつだって
胸の奥ではずっと光ってるんだぜ
声が聞こえたのは あの河のほとりの方
忘れはしないよ あなたとのぬくもりという名のケモノ道

涙流れて 愛が生まれる
愛が生まれて 五月雨になる

いつも僕らだけ いつも損してる
いつも騙されてる そんな気がしていたの
僕はあなたの事を ずっと愛してるなら
僕はあなたの事を 失うわけはないだろう

すべてをなくした僕と すべてを許した君さ
今 手に握ってるものは ぬくもりという名のケモノ道

涙流れて 愛が生まれる
愛が生まれて 五月雨になる
愛しき日々よ

サンボマスターそのぬくもりに用がある

 

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元カノがくれたもの④ 『Le coq sportifのスニーカー』

 中島らもの『今夜、すべてのバーで』という小説の中にこんな台詞がある。

アル中のことがわかるときってのは、ほかの中毒〔アディクト〕のすべてがわかるときですよ。薬物中毒はもちろんのこと、ワーカホリックまで含めて、人間の“依存”ってことの本質がわからないと、アル中はわからない。わかるのは付随的なことばかりでしょう。“依存”ってのはね、つまりは人間そのもののことでもあるんだ。何かに依存していない人間がいるとしたら、それは死者だけですよ。いや、幽霊が出るとこを見たら、死者だって何かに依存しているのかもしれない。この世にあるものはすべて人間の依存の対象でしょう。

 一部抜粋しただけでもずいぶん長いな。どうでもいいが俺はこういう登場人物が長ったらしく何かをくどくど語るシーンが好きで仕方ない。深刻なアルコール中毒で入院することになった主人公が自分の主治医に向かって一席ぶつ時にこの長台詞が出てくる。人は誰しも何かに依存しないと生きていけない。初めて読んだ時に「なるほどね」と思いました。自分もお酒の失敗多いので、この小説を読むたびにしっかりしようって気持ちがうまれます。

 それはさておき、今週は火曜から土曜までほぼ毎日HUBで酒を飲んでた。

 なんでそんなことをしようかと思ったのかというと、HUBのメンバーズカードには来店頻度に応じてゴールドカードに昇格するというシステムがあるせいです。それになると会計のカード割引の率が5%から7%になるらしくて。その昇格のためには一店舗の利用日数の上位2位以内にならないといけないという客をアル中にシームレスに移行させるキッツい条件があるのです。わりとHUB好きだし、職場の近くに82(HUBの姉妹店。ちょっと高い)あるしハッピーアワーでちょろっと飲んで毎日行けば余裕かなって思って肩慣らしにほんじゃ月末から月初にかかる今週から行ってみようとしてチャレンジしたのですけど。

 仕事のストレスのせいか知らんが酒の吸収率が異常だった。仕事終わりの渇きっぷり舐めてた。シャムワオかなってくらい吸収する。少しくらいしか飲んでないのに超酔う。初めてひとり酒したせいかもしれない。誰とも喋らず淡々と飲み続けるとペース早くなるのな。おそらく。帰りの電車でいびきかいて爆睡したり、身体の調子が露骨に悪くなったり、金がえげつねー勢いでなくなっていくのにビビって約4日くらい連続で通っただけで早々にギブアップすることになった。俺はお酒に向いてない。毎日飲むってこんなつらいって知らなかった。今更ながら営業職やめて良かったなと実感。いやな実感だけど。まず味がそこまで好きくない。初日ギネスの1パイント飲んで次の日ブラックサイダーベルベット(ギネスとサイダーのカクテル)1パイント飲んで、ハイボール飲んで次の時にまたブラックサイダーベルベットの半パイント飲んで…そこら辺でうんざりしてやめた。ブラックサイダーベルベットはまあまあ気に入ったけど。ギネスとサイダー(ラムネじゃなくてりんごの発泡酒らしい)を半々に注ぐんだけど混ぜたりしないから2層に分離しているギネスのどんよりした黒い色とサイダーの金色の透明が少しずつ混ざっていってとっても素敵。飲んで美味しい眺めて楽しい一挙両得なお酒なのですな。はい。

 酔ったりグダグダしてたら2月になってた。もうすぐ職場ともお別れでかつ無職へのカウントダウンも始まるという。それはそれで。ある意味では酔わなきゃやってらんないという状況。ただ黙々と1人で酔っ払っても楽しくない。傍に人がいつつ傍若無人になりたい。記憶なくすほど酔いたい。すべてがめんどくさい。

 そしてもう本当…。年末に女の子の友達と気まずい感じになった俺も酒には気をつけようと思いました。ただ、いくら酔ってたとしてもフラットな状況からいきなりセクハラ野郎に俺がなるのでしょうか?という。責任逃れかもしれないけど向こうからやってきた可能性なくはない。というかそういうことにしたい。どっちからおっぱじめたのか覚えてないのが本当怖い。死にたい。

 

 しょうもない話はさておき今回の元カノがくれた思い出の品はこちら。

 大学2年生のクリスマスイブにもらったle coq sportifのスニーカーである。これがクリスマスプレゼントだったので前回のヴィヴィアン・ウエストウッドのマフラーはおそらく誕生日プレゼントだと思う。エウレカというモデル。フランスのスポーツメーカーでやたら独創的なデザインのスニーカーが多い。自転車用のジャージとかで有名らしい。

ルコックスポルティフ-1882年、フランス生まれのスポーツブランドです。ヨーロッパのスニーカーキーアカウントでは、コラボレーションもリリースされるなど、注目が高まっています。一方、アパレルのデザインは、伝統と斬新さを融合し、高いファッション性と洗練された雰囲気で、新しいスポーツライフスタイルを創造しています。

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 もらったのが四年前ということもあって、かなりくたびれている。これは別れてから雨の日も雪の日も構わず履くようになったせいだ。白いスニーカーだからそれはそれは大事にしていたけどもう関係ない。超ヘビロテで履き回してる。もともとランニングシューズとして開発されたやつなので軽くて履きやすい。ロゴを見た姉に「コメリで買ったん?それ」と言われる。

大学生のとき、やたらスニーカーにこだわってて、誰ともかぶりたくない一心でこのメーカーを見つける。渋谷と原宿の間らへんに店があってそこで買ってもらった。(その年のイブに、俺は原宿の4°Cで指輪を買って彼女にプレゼントするも、クリスマスから年明けて初詣行くまでの二週間ほどのあいだに失くされるというファンキーな経験をした)

 そっから今に至る四年の間にルコックのスニーカーのブームくると思ったけど全然来なかった。ウェア部門はともかくスニーカーの宣伝というかブランド戦略がいまいち的外れな感じするのよね。もっとおフランスでハイソな感じっつうの?前面に押し出していきましょうよ。一瞬スニーカーのセレクトショップで扱ってるとこあったけど今はもう全く見ない。そして逆に楽天で叩き売りされてるの見て悲しくなる。アシックスのスニーカーすら流行って売れたんだから、なんかこう…うまく出来ないかなー。ダッドスニーカーもきてるんだし。なんて思ってしまいます。買ってから1度もこのメーカーの履いてる他の人に会ったことがない。かぶらないのはうれしいけどねえ。買ってもらったエウレカはレトロランニング系なのでシンプルなほうだけど、ハイテク寄りのスニーカーとか超ダッド。like a ビッグダディ。ダッドすぎる。

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 こういうだっさいやつ女の子が履いてたら超かわいくないか。かわいくない?俺のスニーカーのセンスがおかしいのかな。知らねえ。「CLUEL」とか「FUDGE」でざっくりしたコートにこれ合わせたコーデとか載せたりしたら売れるんじゃね?とかおもう。今のこの誰ともスニーカーかぶりたくないイタい奴専用みたいな立ち位置。それはそれでいいのか?でももう少し履いてる人増えて欲しいなあと思う今日この頃です。

 

 

 



 

元カノがくれたもの③ 『Vivienne Westwoodのマフラー』

  いちばん美人のかたつむりにくちづけて、命名ヴィヴィアン・ウェストウッド

『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』 穂村弘

 

 別れた恋人のプレゼントをメルカリに出品する人といちいちブログに書くやつだったらどっちが性格悪いのだろうか。

 俺にはわからない。

 ただひとつ言えるのは、「別れた恋人からもらったプレゼントでブログを書く」なんて行為は続けたとしても何の価値も生み出さない不毛なものだということだ。穴の底にいる気分。

 俺はこうやって恋愛市場から撤退していき、気がつくとキモいだけのおっさんになっていくのだろう。いやすでになってるか。酔うと女友達にさえセクハラするとかもう死んだほうがいいぞ。Dr.キリコ、俺はここにいます。ニートですけど数ヶ月働きましたので。あの電波で眠るように逝ける装置、レンタル…一泊お願いしたいんですけど。Dr.マンハッタンでもいいよ。ひとおもいに…ロールシャッハ消した時みたいにズバッてほら。…やれよ。

 先日、高校の時の友達数人と飲んだ。その中でクラス一緒だった女の子がさ。女子大で今まで彼氏いなかったらしいけど「最近できた」なんつう話をするわけですよ。そっからなんか話が進んでって「初めてのあれが痛すぎてできなかった」とか「オーラルセックスの難易度が」とか変な方向にいってですね。元同級生のそんな話一番聞きたないわー。と思いつつ聞き耳だけは立てた。安達哲の「さくらの唄」にこんなやりとりがある。

「どうしたい ノヒラ君」
「とにかく僕は ああいうのみてると涙がでてくるんだよ
 あんなに若々しい ハツラツとした彼女たちもそのうち
 別れ別れになり 年をとり 適当な男と結婚して主婦になっていく
 結婚したり 流産したり フェラチオとかもおぼえて
 笑顔はかわっていき こんな時代があったことなど とうに忘れ」
「どうしようもない‥‥のでは‥‥?」
「そのとおりさ‥‥
 泣けるのはそれが避けようのないことだからさ‥‥
 諸行無常だよね‥‥」

 クラスの底辺にいるボンクラ男子(ノヒラ君)が窓の外ではしゃぐ女の子を教室から眺めながらこの台詞を言うわけだ。飲み会の元クラスメイトがフェラに挑戦する話を聞いてたら思い出してしまったよ。高校時代の俺はわりとアメフト部にいじめられてて(アメリカでもないのに高校でアメフト部にいじめられるなんて!)当時クラスが一緒だったその女の子にはかっこ悪い場面しか見られてないな。教室のベランダから制服のベスト投げられたり、教室でタックルされたり…ああ思い出しても嫌になる。その女の子は運動部で、しかもむちゃくちゃ実力があって軽くインターハイに行っちゃうようなスクールカースト上位層だったので…。高校生の頃は「うわーすごい」と思ってたのに。時は巡り、あんなに運動神経良かったはずの女の子がつまらん男とのオーラルセックスに四苦八苦してると言う話、切なくねえ?胸痛くならん?そんなことないかな。

 あと、その女の子は俺のこと好きだったのではないかな、と勘違いしてしまう時期があった。後からこういうこと言うのはものすごくダサいけど。2人で飲み行った時に「もし私が今告ったら付き合ってくれる?」ってゆあれたし…。でもニートになってから二本立ての映画。ヨルゴス・ランティモス特集見に行ってそっから音信不通になるというなかなかハード出来事があって、「映画デートは慎重に」という教訓を得た。

world-of-momoshiro.hatenablog.com

 その子が彼氏ねえ…。幸せにおなり。フェラって上手ければいいというものじゃないから練習してもしょうがなくない?って飲み会の時は言えなかったけど。あと人前でそういう話しないほうがいいとおもうの。「次の仕事はやく見つかるといいね」ってたぶん善意で言ってるんだろうけど、彼氏いて仕事もふつうにつづいているあなたから言われるとものすごく心がしんどくなるので次言ったら心の壁作るから。

 モテないとこういう「実はあの時俺はものすごいチャンスをふいにしたのでは?」という考えてもしょうがないことをぐちぐちと考えてしまうから始末に負えない。「やれたかも委員会」って漫画あったよねそういえば。

 

 前置きが長くなったけど今回はこちら。

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 別れてた彼女と大学2年生のときに復縁して、その年のクリスマスか誕生日にもらったやつだと思います。泣く子も黙るヴィヴィアン・ウエストウッド。もらった時は全然使ってなかったけど、なぜか最近ヘビーローテションしています。何気にイタリア製でうれしい。あとAmazonアフィリエイト貼るためにリンク探してると止むを得ずって感じで値段分かっちゃって申し訳ない。そして今回は同じ奴が見つからなかったので似た柄のやつを。もし俺のコスプレしたい人いたら、この似たやつで我慢してつかあさい。ごめんなさいね。

 なんでもらった時は全然してなかったのかっていうと、ウールのちくちくが気になってアレだったからです。なぜ、今はつけてるのかと言うと、これ以外のマフラーは全部冬用の収納に入りっぱなしで取り出すのが面倒くさいから…。幸いデザインもシックな感じでスーツに合わせても邪魔じゃないので重宝しています。イギリスの小学生みたいな柄で渋い。

 それにしても何でヴィヴィアン・ウエストウッド?「NANA」読んでた?もしかしてセックス・ピストルズ好きだったのかな。まったく想像がつかないけど。神聖かまってちゃん好きだったし、「ロックンロールは鳴り止まないっ」→「セックス・ピストルズ」→「ヴィヴィアン・ウエストウッド」だったりして。どうでもいいけど俺が中学生の時にディスクユニオンで初めて買ったCDはthe beatlesの「リボルバー」とピストルズの「勝手にしやがれ」でした。

 仕事嫌すぎてしにそうな平日の朝、元カノから貰ったこいつを首に巻いて毎日通勤してるので。たとえボディビルダーがゆで卵の黄身を捨てるみたいにフラれたとしてもだ。首を暖めていただいてることに感謝。(…できればちくちくしない奴がよかったけど)

 おまえを鏡の中で見たのが 物語の最初だった
そしておまえに 恋しちまった

「分かってたまるか」 Sex Pistols

 

 

 

元カノがくれたもの② 『PORTERの長財布』

 思ひつつ寝ればや人の見えつらん 夢と知りせばさめざらましを

小野小町)

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 この前の記事を書いた夜に、夢を見た。

 元カノのアパートに遊びに行く夢だった。ブログを書きながら頭の中の封印されていた思い出を引っ張りだしているうちに引っ張り出しすぎて夢に出てしまったみたい。大学の時に元カノが1人暮らししていた家はコンクリートがうちっぱなしの天井裏のような部屋で、陽当たりが良かった。陽当たりのせいか程よい狭さのせいか、飼ってる猫の匂いのせいかやたら安心感のある部屋だった。いつも元カノの部屋に遊びに行くたび俺は眠くなってお昼寝をしてしまう。遊びに行ってんだか寝に行ってんだかわからないくらい寝まくっていた。普通の意味で。そんでお昼寝から起きると元カノがニコニコ生放送とかそういったのを熱心に見ているわけですよ。ニコニコ生放送。まいっちゃうよ。本当。

 夢に見たのは、もう少し恋人っぽい感じでベッドの上でねっころがりながら2人でハグしながら言葉を交わしていた。なにを話していたかはわからないけど楽しそうにしていたのは覚えている。2人の関係がうまくいっていたときの経験を脳内が多幸感たっぷりでリプレイしてくださった。だから起きた時あまりの落差に、「ああ、これが現実かよ」と思って死にたくなった。夢から覚めるといつも決まって切なくなるのはなぜだろう。   

 彼女いない時にはQUEENの「somebody to love」という曲が心に沁みる。もちろんメロディーも素晴らしいけど、歌詞が特によい。毎日クタクタになるまで働いている男が神様に向かって「どうか僕に愛する人を見つけてください」と切実に祈る。優れたポップソングでありつつ個人的な感情移入の余地がある。むしろ「この歌に歌われてるのは俺なのでは」という勘違いをしてしまうくらい恋人いない時の虚しさや、それが一周回って自己陶酔みたいなっちゃう生々しい感覚のリアリティ。本当に良い歌詞だ。熱心に働くことと恋人を求めることはあんま連関がないように思えるけど。俺も働き始めてから「なんで俺は恋人もいないのにわざわざ働いているのだろうか」という気持ちになることがある。仕事がしんどいけど打ち込んでるわけでもなく、その先に何もない。契約期間の終わりくらいしか楽しみない。土日にたまに友達と飲むくらいか。でも仕事つらすぎて一旦酒飲むと潰れる一歩手前くらいまでノンストップでいく破滅的な飲み方しか出来なくて、それで友達かなり減った。大学生の時とは違う感じで酒の飲み方うっとおしいやつに成り下がったようだ。

 元カノからもらったものを振り返りながらマインドを鍛えるつもりが、夢に出てきたくらいで心乱されてるようじゃ先が思いやられる。そんなわけで今回はこちら。PORTERの長財布

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 いつもらったかと言うと、付き合って初めての誕生日だったかな。今俺の手元にないので写真も記憶を頼りにGoogleで探してきました。CURRENTというモデルらしい…です。

吉田カバン・ポーター カレント】
オンオフに幅広く使える上品なエンボス加工を施したレザー小物のシリーズ「ポーター カレント」。
ビジネス/フォーマルにも使えるデザインでありながらブランドがさりげなく伝わるアイテムというユーザーからのかねてより高かった要望への回答としてお馴染み「PORTER」ロゴをオリジナルの金属プレートで表現しました。
専門のメーカーによるシャープさと高級感を感じさせるシルバーのプレートは凪をイメージした革にもしっとり馴染み、幅広い年代の方にご愛用いただける上品なアイテムの誕生となりました。
カラーが選べるのも嬉しいポイント。

 革に加工がされてて、ザラザラとした独特の手触りがある。シンプルな長財布。かなり丈夫そう。

 使ってみた感想とか使い勝手などを書かないといけないのだろうけど、残念ながらそれはできないのです。何故か。一回も使わないうちに友達にあげてしまったからだ。もらった時に使っていた財布が割と新しかったから「もう少し経ったらこれ使うね」って約束したけど、その間に一回別れてその時に新品のこれを持ってるのが嫌で友達に「これあげる」とプレゼントしてしまうという。その半年くらい後にまた元カノと付き合い直した。もらいはしたけど一回も使わず横流しとかlika aキャバ嬢。申し訳ない。

なんで別れたんだっけ。たしか2年生になって向こうが一緒だったサークル辞めて別のサークル入ったり、手繋ぐの嫌がられたりしてイラついて俺が「手繋ぐの嫌なら付き合うのOKすなよ」とか怒って連絡しなくなったのがきっかけだったと思います。俺、なかなかのクソ。その後に2年生の冬にまた付き合うのですが。今となってはそこで別れておけばという感じがなくもなくもない。

 再び会うようになったきっかけはなんだっけな。たしか俺が同じサークルの人と2年生のとき一瞬付き合ってすぐ別れてそのあたりで、「借りてたもの返す」みたいな連絡が来て…とかそんな感じだったようです。

 このPORTERの長財布、付き合ってまもなく迎えた俺の誕生日に多分向こうが苦労して選んでくれたんだろうな。今思い返すと。たまたまその時使ってた財布が買い換えたばっかりだったので日の目を見ることはなかった。こういうのって自分が既に新しいの使ってる時も彼女からもらったの優先で使って今使ってるやつを後で使う用に回すとかそういう配慮が必要だったのだろうか。今頃こんなこと言っても遅すぎる。デザインもなかなかカッコいいので今もらったら普通に使いたいな。こういう後悔もあるので別れても元カノのプレゼントは手放すのはもったいないと思う。

夢で逢えたらいいな 君の笑顔にときめいて
夢で逢えたらいいな 夜の波をこえてゆくよ

夢で逢えたら銀杏BOYZ

 



 

元カノがくれたもの①『クレヨン王国 まほうの夏』

恋人のいない時代は不幸だが、恋人を必要とする時代はもっと不幸だ。

 愛が足んねーんだよ。愛が。

 彼女から別れを告げられて(一方的に罵倒されたあとにLINEをブロックされて)から1年と数ヶ月が過ぎた。君と別れて僕は石ころになって蹴っ飛ばされて転がって疲れた。出会えた喜びはいつも一瞬なのに どうして別れの悲しみは永遠なの。と銀杏BOYZのようなことを考える日々であります。『水没ピアノ』という佐藤友哉先生の傑作ミステリ小説があって、その中の語り手の1人が「別れた恋人が死んだとして、その人が生き返ってもう一度自分と付き合ってくれる券とその人より可愛い別の人と付き合える券を渡されたらどちらを使うか」を悩むシーンがあった気がする。俺は圧倒的に後者。っていう。前に付き合っていた人の悪口は言わないけど。別れた今思い返すとなんというかお互い少しずつ無理してた気がする。

 別れてから今に至るまでに23歳の誕生日が巡ってきて、あっという間に一年が経ち、もうすぐ24歳になる。なんかこれじゃ全然彼女のこと忘れきれてないやつみたい。なんなんだこの乾燥しきった23歳。人生で最も気力、体力が充実してるはずの23歳に誰とも付き合わずニートしてて一時的に就職しても相変わらず冴えないボンクラだし、それは俺の自業自得ではあるけど、正直さびしい。

 さびしいっていうか。俺は女の子と遠い所で思春期を過ごしたため「モテたい」だの「やりたい」だのそういう感情を恥ずべきもの、ピクニックのついでに草原の野井戸に打ち捨てておくべきものだという風に感じていて、女の子へのアプローチの仕方が全くわからない侍。エロゲー世代のスティグマエロゲーしたことないけど。

 23歳なのになあ。誰も俺のことを好きにならないみたいだ。世界中がアイ・ヘイト・ユー。そしてその23歳ももうすぐ終わる。こうやって若さを一人ぼっち腐らせて、死んでいくのかと思うとむなしくなっちまわあ。

 「わたしが一番きれいな時を見てもらえない」って台詞なんかの映画か漫画になかったっけ。留学かなんかで離れ離れになるシチュエーションのカップルが言いそう。いや23歳のニート野郎にきれいな時など一度だってなかったんだろうけど、これからはきっと汚くなり続けるだけなんだ。

 ニート。23歳。冬。己の恋愛偏差値の低さとスペックに限界を感じ悩みに悩み抜いた結果、俺がたどり着いた結果は感謝であった。自分自身を育ててくれた元カノへの限りなく大きな恩。自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが感謝のブログ更新。気を整え 拝み 祈り 構えて 書く。決して未練タラタラなわけじゃないです。あえてネットの海に自分の恥部を投げ入れて心を鍛えようとしているだけです。この修行が終わったらもう一回り大きな男になっているはず。

 あなたがわたしにくれたもの。キリンが逆立ち舌ピアス。っておいおーい!金原ひとみかっつーの。ジェットにんぢん。恋人と別れたあとにそれまでもらったプレゼントをどうするのかは未だ人類を悩ませ続ける難問なのですが、あえて新しい解決策を提示したい。ブログに書こう。

愛するものが死んだ時には、
自殺しなけあなりません。
愛するものが死んだ時には、
それより他に、方法がない。
けれどもそれでも、業が深くて、
なほもながらふことともなつたら、
奉仕の気持に、なることなんです。
奉仕の気持に、なることなんです。
「春日狂想」 中原中也

 もらったモノに罪はない。たとえ関係がどんな醜い終焉を迎えたとしても。ベランダに立って胸を張ればいい。ありがとう物質主義。あなたとは別れても、あなたからもらったものからは別れられないみたい。むしろ余裕で他の人におすすめできちゃう。ブログに書いちゃう。

そういうコンセプトでしばらくブログを更新していこうと思います。元カノから貰ったプレゼントを思い出とともに振り返ることでリアルな恋のリアルな死を、読んで体感できる画期的なコンテンツだと自負しております。ぜひ、これを読んでいる諸君も購入してみればいいと思う。

 前置きが長くなってしまった。

 俺が元カノから初めてもらったのは

クレヨン王国 まほうの夏』

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 大学一年生のクリスマス・イブに山下公園で夜景見ながら交換した気がする。寒かったこと以外はあまりよく覚えていないけど。大学一年生のクリスマスにもらいました。なんで?「わたしが今まで読んだ中で一番好きな本だから…」とのことです。怖い。子供向けってジャンルに収まらない児童文学の傑作なのかしら。と思ったけど普通に子供向けでした。

内容紹介

楽しい夏休み、6年1組の24人は、箱根の芦ノ湖畔のロッジでにぎやかに合宿。ハイキングコースで、にわか雨におそわれた清太と麻美は、クレヨン王国の落としもの「水色大福」を発見します。大福の親になった2人は、王国の秘密を守りながら、クラスメートの幸子を誘拐した犯人さがしをすることに……。クレヨン王国シリーズ推理小説仕立ての10作め。

 なんで人にプレゼントするのにシリーズ10作めをチョイスするんだろう。とか至極当然の疑問が湧いて出るのを抑えて必死に読みましたよ。彼女から貰った初めてのプレゼントですから。でもやっぱ途中からだと世界観が全く分からない。クレヨン王国といえばアニメ版の「ン・パカマーチ」しか知らないので、いつあの女の子出てくるのかなーと思ったら最後までついに出て来なかった。はあ?  ていうか話自体現実世界が舞台で「じゃあン・パカ マーチの世界観は!?」という気持ちになった。結局クレヨン王国シリーズ貰ったこの一冊しか読んでないからアニメ版と小説版の世界観のズレが俺の中で納得できていない。

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 ストーリー自体は小学生がキャンプ中に大福という不気味な物体(色が同じならなんにでも変身できる生き物)に出会って育てるうちに、悪と対決していくという流れ。マイルドな『なるたる』みたいな感じだと思っていただけたら分かりやすいだろうか。結局大福がどういうものかという説明があまりないので最後のどんでん返し的な部分も「それできるなら何でもありじゃねーか」と思ってしまった。また主人公たちが立ち向かう悪が誘拐というやけにリアルな犯罪なのも面白い。

 キャンプ中に主人公の友達が誘拐に巻き込まれてしまうのだけど、それを受けての教師の対応がぶっ飛びすぎてて「まさかこいつが犯人じゃ」って思ったけど普通に違いました。

  1. 生徒が誘拐された翌日にも関わらず他の生徒たちにキャンプ場で自由行動させる。
  2. 生徒に身代金の受け渡し現場を見張らせる。(先生はついていかない)
  3. 生徒に誘拐犯が連れ去った子をかくまっているアジトの場所を探らせる。(先生はついていかない)
  4. 生徒たち数人を引き連れて犯人のいるアジトに突撃する。

 

恐ろしい。

 

「だって、あんまりだわ。虫になったら、つかまえられる。花になったら、ちょんぎられてしまう。人間って、根性わるいね。きらいだ。本能的に、わるい」

クレヨン王国 まほうの夏』 福永令三

 

クレヨン王国 まほうの夏 (講談社青い鳥文庫)

クレヨン王国 まほうの夏 (講談社青い鳥文庫)

 

 こんな適当な感じになったけど、需要があれば続く…かも。正直初っ端にこんなトんだ本もらう時点でおかしいと思えば良かったけど、恋は盲目ですね。ン・パカパ。

 

死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々

まずはじめにブルーがいる。次にホワイトがいて、それからブラックがいて、そもそものはじまりの前にはブラウンがいる。

ポール・オースター 『幽霊たち』

 冬は寒くて嫌だけど、春になって暖かくなるのはもっと嫌だ。桜の花が咲くと人々は酒をぶらさげたり団子だんごをたべて花の下を歩いて絶景だの春ランマンだのと浮かれて陽気になりますが、これは嘘です。なぜ嘘かと申しますと、ニートが人づてに紹介してもらったジョブがちょうど桜の花咲く頃に契約切れになるから、です。

 契約が終わって今の仕事を終えたその先はなにをしていいやら全くわからない無職期間に突入するわけです。これよりさき怪物領域。本来なら、在職中に次の仕事を探すのがセオリーなのでしょうが、俺は人が普通にできることがいつも全然できなくて、だからこんなフラジャイルでセンシティブな職務経歴になるんだよ。

はっきりさせなくてもいい

あやふやなまんまでいい

僕達はなんなとなく幸せになるんだ

ブルーハーツ「夕暮れ」

ああ なんとなく僕たちは大人になるんだ

ああ やだな やだな

なんとなくいやな感じだ

銀杏BOYZ 「なんとなく僕たちは大人になるんだ」

 はっきりさせなくていいのか。あやふやなまんまでいいのか。僕たちはなんとなく幸せになるのか。なんとなく大人になるのか。だがしかし。だがしかし!クリスマスイブの夜に1人で家系ラーメンにほうれん草トッピングしてニンニクわっさり入れて食べて、BOOKOFFで3時間くらい立ち読みしちゃう系男子もこの世界の片隅で勝手にふるえているのに。なんとなくいやな感じだ。

 そして人生は続く。続いてしまう。

 俺は今、新潟の祖母の家にいて紅白歌合戦を見ながらこの文章を書いていて、今年が終わるのをぼんやりと待ち構えていてやるせない。23年間生きてきてかなり慣れてきた。こうやって年が明けて、また1年が始まって、なにか良いことがこの身にふりかかってほしい。仕事を辞めてのんびりしたい。仕事。俺の人生をめぐるあれこれの中でもっとも忌避したい出来事なのだわ。生まれながらにしてニートニート界のサラブレッド。

お前は今腐りかけている

自分でそれが分かるだろう

お前が見たものはみんな

お前を忘れるためにある

お前が触ったものはみんな

お前を失くするためにある

三上寛 「華麗なる絶望」

 ブログに書くことないな。ニート時代に熱中していた映画も漫画も接する時間が激減した。仕事始める前は「ブログの書くネタになるわ」って正直ワクワクしてたけど、シャレにならないくらいしんどくて書く気がしない。もちろん書かない方がいいんだけど。なにか書いたりするとしても半人前の俺が茶化していいものじゃないと思った。俺にできるのは、体のいいサンドバッグになることくらい。ボコボコにされるのなら得意だ。最終ラウンドのゴングがなった時に立っていられたらゴロツキじゃないと証明できる。

 

 俺の最近の失敗のことなら話せるかな。

 年末、ちょっとした忘年会で大学のときの友達数人と酒飲んで、終電逃してその中の1人の家に泊まることになった時に、俺がその中の女の子にかなり露骨にセクハラしたらしい。「らしい」という他人事な感じは酒に酔っていてほとんど記憶がないからで、もうそういうところが自分で自分を殺したいくらいうんざりなわけです。しかもその女の子彼氏いるし。よくわからない。記憶が全くなかったから次の朝は普通にしてたけれど色々断片的に思い出されてくると、もう怖くて話題に出せないし謝れない。人の家でなにしてんの俺。クソ オブ クソ。他の人がいる時だったのかな。死にたい気持ちいっぱいで反省中の毎日です。その子にはもう二度と会うことはあるまい。大学の時から仲良くしていた友情が一夜でぶっ壊れることあるんです。酔いつぶれた女の子とラブホに行って何もしないことあったくらいだし自分のこと紳士だと思ってたけど、なんか一皮剥けば畜生なんだなっていう実感があって。あとキャラちげーよ。現実の身近な人が言う生々しい下ネタすごく嫌いなのに。下ネタ嫌いなのに酔って一番下品になるのは俺だったという。

 「パンティストッキングのような空の下」という漫画の中に「唯一者たち」という物凄く傑作の短編があって、その中で主人公であるロリコンが、(自分が過去に傷つけた被害者のことについて)「自分の苦しみしか苦しめないのが辛い」というようなことを言う。本当にそうだなと思ってしまう今日この頃です。

 

わたしにはそれが信じられなかったわたしにはただもうそれが信じられなかったただもうそれを信じることができなかったわたしにはわたしにはわたしにはただもうそれが信じられなかったそれが信じられなかったそれが信じられなかったわたしにはただもう信じられなかったそれが信じられなかったそれが信じられなかったわたしにはわたしにはただもうわたしにはただもうできなかったわたしにはただもうそれが信じられなかったそれを信じることができなかったわたしにはそれが信じられなかったそれが信じられなかったそれが信じられなかった

 

 

うめざわしゅん作品集成 パンティストッキングのような空の下

うめざわしゅん作品集成 パンティストッキングのような空の下

 

 

 

言葉は学校の中にいる23歳のニートのようだ。

 

そこで僕は1302曲を書き、そんで43800本の煙草を吸い、5009回手を洗って、306回泣き、64匹のアゲハに名前をつけ、2人愛し、5人憎み、46回飛んで、3回ジグソーをあきらめ、752冊のマンガを読み、4042錠の安定剤を飲み下しながら、四六時中こっから抜け出す方法を考えた。

バニフォーおもちゃ工場の連中だよ!~露コナツ最初の日~

 

 稀代のクソ教師。イッツミー。

 ぼくが仕事を辞める理由はだいたい100個くらいあって1つ目は板書の字が汚すぎて生徒に死ぬほどバカにされること。とにかく仕事はもう限界。やってられっか。アイム プリティー ファッキン ファー フロム オーケー。原付に乗って旅に出たい。

 ニートしていた所為で人間性が腐って乾いて粉になって風に吹かれて飛んでいった。それが何の因果か仕事にありついて今こうして毎日元気いっぱいに心を消耗させている。ありがとう運命。パーティーは終わった。回るターンテーブルを止めて安定を選ぶ俺は社会適合者。泥水からシャンパン。カップスターからロブスター。

 と言っても、このさきずっと働けるわけでもなく、あと数ヶ月でこの職場ともオサラバしないといけない。花に嵐のたとえもあるさってか。

 このお仕事もニート脱出のための足掛かりとして、飛び込んでみたわけなんだけど、致命的に自分に向いていないということしか分からなかった。俺、もともと会社3ヶ月でやめるような人間なので、人前に立つ資格なかった。情けねーよ。

 とにかくね、働いてるんだからね、いんちきをやっているのに違いないのさ。

 まるまる一年間何もしてなかったニートがこなすにはハードな職場すぎない?野山でのんびりしていたタヌキが街におりてきてみたら心無いこどもたちにエアガンで狙い撃ちされるみたいな毎日なんですけど。

 働き始めてから対人ストレスが300倍くらいにはなった気がする。ニート時代は誰にも会わなかったから寂しさを我慢すればあとは気楽なもんでした。今は、もうだめだ。人多すぎ、学校。常に誰かが近くにいて、それだけでしんどい。いつからこんなに人間嫌いが悪化したのか。ニート時代に自己肯定感を喪失して、職場ではそういう卑屈な面を隠さないといけなくて、最後の方の歯磨き粉絞るみたいなから元気の出し方が精神に負担をかける。それでも周りの人から、「暗い」とか「無口」とか言われっしね。ブルーハーツのチェインギャングを聴いてくれ。どこでもいつもだれとでも笑顔でなんかいられない。

 教師として必要な資質をなにひとつ持ち合わせていない。メンタルもスキルも何もかもが足りない。仕事にまつわるなにもかもが怖い。生活の中に、光射す瞬間がこれっぽっちもなくない?働くってこういうもんなの。ぼくわかんないです。

 クソ寒い朝起きて、ださいスーツに着替えて夜明けの薄暗いうちに家を出て養鶏場みたいな満員電車乗って、職場じゃユーレイみまんの扱いで、なんもできないまま一日が終わる。ゆで太郎でご飯食べれば券売機にお釣りの500円玉取り忘れるし、BOOKOFF志村貴子の「青い花」を108円だと思ってレジ持って行ったら500円で焦るし、生徒には「先生は頭がおかしい」とか言われるし全てが俺をくるしめるためにプログラムされてるよ。

 23歳のリアル。

 クリスマスイブもクリスマスも結局誰とも会わず、何もせず寝てました。この先、恋人とか出来るわきゃないな。HUBやクラブに行って女の子ナンパしに行こうと思ってあれこれしてた事もあったが、ものすごくみっともない結果に終わったので俺はもう。もうね。毎日何のために働いているのか。ハートに火をつける何かがあるでもなく。仕事、仕事。その仕事すらがんばれなくて。トカトントンという音が聞こえてきそう。

 中学生のとき、「学校が爆発しないかな」って毎朝思ってて、実を言うと今もそう思っているのだよ。こんな学校嫌いのやつが教師やっちゃダメだよなあ。でも嫌で嫌で泣けてくる。本当に閉鎖的で息がつまりそうだし、何の意味があるんだよって問いかけたくなるようなことがたくさん。子どもたちフラジャイルすぎ。無駄にイノセントすぎ。自分より頭のいい生徒と接してると自分の立場に後ろめたさを感じるし、自分より頭の悪い生徒と話しているとかなしみが尽きない。

 そもそも教えるってどういうこと?

 教えてもらいたいのはこっちなんだけど?

 俺のこれからの人生はどうなるの。未だ見ぬ運命の人はどこにいるの。先生だって広大な宇宙の謎に迷いっぱなしのドリフターなんだよ。黒板の字汚いくらいでそんな言わなくてもいいじゃん。

 

 メリークリスマス&ファッキン ニューイヤー。

 だれか俺をこの檻から出してくれ。 

 

あかん

泣き喚き血が吹き出す
男子はみんな獣やから
彫刻刀で刺したんよ
教室ん中鉄棒の匂い
せやけどさあたしらさ悪いことはしてへんで
先生なんで泣いてんの?
先生なんで泣いてんの?

先生あんた教室に
あたしら詰めてどうすんの?
こんな中で愛し合え?
命の尊さ教え合え?
笑かすなあ
先生さ
なんでそんなん言えるんよ

「告げ口」

 

 

痛くない死に方

痛くない死に方